FreeWnn雑記帳

FreeWnnの開発が軌道に乗るまでお手伝いできればと思い立ち開いてみたペー ジ。私自身はかな漢字変換の知識がまるでないのでそれ以外の所でお手伝いし たいと思っている、はずなんですが…。

いくつかの覚え書き

• 現在 SourceForge.jp ( 暫定版説明ページ、 プロジェクトページ) を根城にぼちぼちと作業中。公式(?)情報はこのページよりもそちらを見てく ださい。プロジェクト管理者ほか募集中。
• MLアーカイブ避難所 も細々と運用中。本家でアーカイブ しているものより後のものを対象にしています。(May 16, 2004)
• SourceForge.jp側では freewnn-users MLを運用していますので、そちらの アーカイブを ご参照下さい。
• こっそりと、1.1.1-a021を出していました (Nov 30, 2005)。 SourceForge.jpの リリースファイル の項目から入手してください。 FreeWnnをミラーしているサイト にはご用意できてません(すみません)。

• 現在のソースツリーはCVSで管理されている。2001年から、わたなべいわお氏の 協力の元dsl.gr.jp上のCVSサーバを、2002年にcvs.m17n.org上のサーバを使わ せていただいていたが、2004年以降はSourceForge.jp上で運用している(つもり)。
• CVSサーバのcommitログをメールで受け取るサービスもある。 SourceForge.jp上のものは freewnn-cvs ML に加入することで受け取ることができます。 cvs.m17n.orgの分(他のプロジェクトのcommit状況も配送される)については http://cvs.m17n.org/か小野氏のペー ジを参照のこと。
• 1.1.1-a02X(current)の、1.1(1.10 / 1.1.0)からの変更点(なんか多すぎ)
  • imakeによる設定はサポートされなくなった。configureによる設定のみ。
  • 1.1よりは移植性が高くなった(印象)。
  • ANSI-C (C89) コンパイラ(と標準関数)を前提としたコードになる。
  • Pubdic+が標準の辞書として使われるようになった。
  • IPv6に対応した(--enable-ipv6をconfigureにつけること。私はIPv6な環 境でないので詳しいことは分からない)
  • libtoolを使用するようになったので、サポートしているプラットフォー ムではlibwnn(jlib)をシェアードライブラリ化できる。 (2003/Sep/23 現在のCVS版収録のlibtoolについて)
  • uumを構築できる。今のところ[ck]uumを作る様にはなっていません。 (--enable-clientをconfigureにつける。自分で修正してパッチとか作れる人 にお勧め)
  • [jctk]serverで、TCP wrapper(のlibwrap)を使って接続ベースのアクセス 制限が出来るようになった。libwrapが存在すれば自動的に利用しますが、 --with-libwrapの指定が必要な場合もあるかも…。(IPv6対応 にしたいならlibwrapも対応のを構築してください。) (Jun 15, 2003。Jul 25, 2006更新)
  • libwnnに関するコードやヘッダファイルはGNU LGPL (2.0)に変更された。 Wnn 時代の原著作権者に照会されたNakai氏・よしだ氏、FreeWnnに貢献された 方々に感謝。
  • いくつかのセキュリティ上の問題が修正 or 暫定対策された。
• (パッチについて以外の)ご意見については私個人ではなく freewnn-users ML へお願いします。(FreeWnn MLは終了しました。) できればMLにご加入の上で 投稿願います。(加入していない場合でも、正当なメールならば極力MLに転送 するつもりですが、見落としがあるかもしれません。)

(注意) CVS版で使用しているlibtool-1.5 は、 CERT Advisory CA-2003-21の GNUのFTPサーバクラックによる影響を受けて何か悪いコードが入っている かもしれません。 ftp.gnu.orgには2003/Nov/15 付けで再び追加されていました。手持ちのtarballと比較したところMD5 sum は同じであることは確認しましたが、より確実を期するには Libtool のページから開発版を取ってきて差し替えて下さい(要・autoconf/automake)。 (2003/Sep/23追加、2004/Mar/21修正)

パッチ等

jserver-unsafe-1.10.patch.gz (Mar 15, 2002追加)

個人的にはおすすめしないが、依然として1.1(1.10 / 1.1.0)を使用されて いる方向けのパッチ。最近指摘された、jserverを動作させているユーザ(通常 wnn)の権限で書き込める任意のディレクトリに辞書ファイル等を作成できる問 題点をある程度(jserverが管理しているディレクトリ下に)制限できるパッチ を1.1向けに移植したもの。

www.freewnn.orgで紹介されてい る1.1.0-a01パッチもちゃんと当ててください。構築できることは確認してます が、動作について未テスト。詳しくはパッチファイル参照。

1.1.1-a020用Darwinパッチ (Mar 21, 2004) (旧版 (May 23, 2003))は (libtoolは最新ではありませんが)1.1.1-a021に取りこまれたので、そちらで お試しください。

jserver-errorc.patch.2.gzも一応 置いておきますが、既にObsoleteです。(初出・Feb 10, 2002)

FreeWnn in Some Systems

やはりリンク集の一種。より移植しやすくするために各システムの情報は 参考になる。

リンク集

• FreeWnnの公式Webページ
• SourceForge.jp 上の暫定版説明ページ
• Memo about FreeWnn (小野氏による)
• SouceForge.jpにあるソースツリー。 cvs.m17n.orgの方は更新できていません(ViewCVSでは参照できないようです)。

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